札幌で会社を作りたい(法人設立、法人成り)

札幌で会社を作りたいけれど、何から始めていい? 会社をはじめて設立する方のためにご紹介。

 

定款(ていかん)ってご存知ですか?

定款とは、こんな内容をまとめた書類です。

  • その会社はどんな名前なの?(商号)
  • その会社はどんな仕事をするの?(目的、事業内容)
  • その会社はどこにあるの?(所在地)
  • 代表者や役員は誰なの?

意外と普通の内容ですよね。会社を設立する(法人設立)ためには、必ずこの定款を作成し、公証役場という場所で手続き(認証)する必要があります。

この定款の作成と認証手続きを行政書士が行うことができます

 

どうして会社を作りたい?タイミングは?

会社を設立するタイミングは、

  • すでに個人事業主として仕事をしている人が、事業の拡大や節税のために会社にする(法人成り)
  • 大きめの飲食店などを開業するために、最初から法人化することで廃業時のリスクを減らしたい
  • すでに会社を所有しているときに、目的が異なる法人を設立したい

などが多いと思います。居酒屋やバー、レストランを開業するときに「最初から会社にした方がいいって聞いたけど本当に?」という方も多いようです。

一般的に、飲食店は売上が1千万円以上になるのであれば、会社にした方がいいかも!といわれています。

 

会社(法人)にするメリットは?

  • 法人にすることで、廃業時のリスクが限定される
  • フリーランスより仕事がしやすくなるかも
  • 税金や社会保険料の負担が減るかも
  • かっこいい

 

法人化のデメリット

  • 売上に関係なく法人税がかかる
  • 売上に関係なく消費税がかかる
  • 確定申告が難しくなる

などがある。詳しく書くと長くなるので書きません。

 

会社の種類は?

株式会社や合同会社などがあります。ちなみに合同会社とは簡単に法人設立するための制度なので、飲食店は合同会社でいいかもしれません。

 

どの専門家に頼むべき?

税金の相談、決算の申請などができるのは税理士さんだけです。法人登記ができるのは司法書士さんだけです。

行政書士は

  • 定款(ていかん)の作成
  • 飲食店の営業許可の申請
  • 深夜営業許可などの申請

を行うことできます。

飲食店の開業と同時に法人を設立する場合や、飲食店のオーナーが法人なりする場合には、お役に立てることが多いと思います。もちろん、法人登記はお世話になっている司法書士さんを紹介します。税理士さんも紹介可能です。

 

まとめ

細かいことはよく分からないけれど、札幌市や近郊で飲食業で会社設立(法人化)をしてみようかな??と思ったときは、お気軽にご相談くださいね。準備や下調べは何も入りません。まったく理解していないんですけど…という方がほとんどなので、遠慮なくご相談くださいね。